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グルメ

デザートの皿に、
絵を描いてくれた。浜松市中央区入野町 メゾン ナカミチ

記念日に近い休日に、妻と2人で。
最後の一皿で、妻が笑った。

メゾン ナカミチのデザートプレート
2024年1月21日。デザートの皿に、絵とメッセージ。

結婚記念日に近い、休日。

妻と2人で、浜松市中央区入野町のメゾン ナカミチへ。

記念日そのものは平日だったので、少しずらして出かけた。

フランス料理には、あまり行き慣れていない。

それでも、こういう日にはいい店で食べたい。

水色の壁の、小さな店

看板には「フランス料理 メゾン ナカミチ」とある。

水色のタイル張りの、こじんまりとした建物だった。

2012年11月にこの場所で始まった店だという。シェフの中道さんは、東京やオークラアクトシティホテルで料理長を務めていた方だそうだ。

店内は20席ほど。落ち着いた雰囲気で、行き慣れていない私でも、すぐに肩の力が抜けた。

メゾン ナカミチの外観
水色の壁に、白い看板。

プレミアムコース

頼んだのは、プレミアムコース。5500円。

最初に出てきたのは、四角いガラスの皿に9つ並んだ前菜だった。

生ハム、キッシュ、鶏、赤かぶ、トマト、にんじんのラペ、タルタル、海老、それに白い一切れ。

皿の上が、そのまま絵のようだ。

ひとつずつ味が違うので、少しずつ楽しめる。

メゾン ナカミチの前菜
9つの前菜。ひとつずつ、味が違う。

パンは、かごに何種類も入っていた。

黒ごまのパン、丸いパン、細長いもの。オリーブオイルが添えられている。

かごに入った自家製パン
何種類ものパンと、オリーブオイル。

とくに、スープ

どの料理もおいしかった。

ただ、とくにスープがよかった。

白い器に、オレンジ色のスープ。海老の脚がそのまま入っていて、上にはきめ細かい泡がのっている。

バゲットを浸して食べる。

濃くて、それでいて重くない。今でもこの味を覚えている。

海老のスープ
海老のスープ。これがいちばんだった。

メインは、黒い皿の上に組み立てられたような一皿だった。

魚のソテーに黄色いソース。その隣に、衣をまとった海老とカリフラワー、ブロッコリー。

皿には水色の線が引かれ、白い点が並んでいる。ソースだったのか皿の模様だったのか、今となっては思い出せない。

食べる前に、しばらく眺めてしまった。

メゾン ナカミチのメイン料理
皿の上に、線と点。眺めてから、いただく。

紅茶と、ふくろう

食後の紅茶が運ばれてきた。

ガラスのポットに、角砂糖の入った小さな瓶。

ミルクを入れる器が、ふくろうの形をしていた。

こういうところが、うれしい。

紅茶とふくろうのミルクピッチャー
ふくろうのミルク入れ。

最後の一皿

そして、デザート。

白い四角い皿に、ガトーショコラ、シュークリーム、クレームブリュレ。

それだけではなかった。

皿に、絵が描かれていた。

花束を差し出す人と、それを受け取る人。その隣には、猫が座っている。チョコレートのソースで、丁寧に描かれている。

そして、結婚記念日のお祝いの言葉が添えられていた。

妻が、喜んでくれた。

写真を撮って、しばらく皿を眺めていた。

料理がおいしいのは、もちろん大事だ。

けれど、こういう一手間が、その日を特別にしてくれる。

また来たい

フランス料理は行き慣れていない、と最初に書いた。

それでも、この店は居心地がよかった。

身体にやさしいフランス料理を、というのが店の考えだそうで、地元の遠州野菜を生産者から直接仕入れているという。箸も用意してくれている。

また来たいお店である。

次の記念日も、ここでいいかもしれない。

いい休日を、すこしずつ。

SHOP NOTE

お店メモ

日付
2024年1月21日(結婚記念日に近い休日)
お店
フランス料理 メゾン ナカミチ(浜松市中央区入野町)
注文
プレミアムコース 5500円(訪問時)
お店のこと
2012年11月開業。シェフはホテルで料理長を務めた方。遠州野菜を生産者から直接仕入れている
よかったもの
海老のスープ。今でも味を覚えている
うれしかったこと
デザートの皿に絵とお祝いの言葉を描いてくれた
この日のこと
妻と2人。また来たいお店

※ 価格・営業時間は訪問時のものです。最新の情報はお店にご確認ください。

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