デザートの皿に、
絵を描いてくれた。浜松市中央区入野町 メゾン ナカミチ
記念日に近い休日に、妻と2人で。
最後の一皿で、妻が笑った。

結婚記念日に近い、休日。
妻と2人で、浜松市中央区入野町のメゾン ナカミチへ。
記念日そのものは平日だったので、少しずらして出かけた。
フランス料理には、あまり行き慣れていない。
それでも、こういう日にはいい店で食べたい。
水色の壁の、小さな店
看板には「フランス料理 メゾン ナカミチ」とある。
水色のタイル張りの、こじんまりとした建物だった。
2012年11月にこの場所で始まった店だという。シェフの中道さんは、東京やオークラアクトシティホテルで料理長を務めていた方だそうだ。
店内は20席ほど。落ち着いた雰囲気で、行き慣れていない私でも、すぐに肩の力が抜けた。

プレミアムコース
頼んだのは、プレミアムコース。5500円。
最初に出てきたのは、四角いガラスの皿に9つ並んだ前菜だった。
生ハム、キッシュ、鶏、赤かぶ、トマト、にんじんのラペ、タルタル、海老、それに白い一切れ。
皿の上が、そのまま絵のようだ。
ひとつずつ味が違うので、少しずつ楽しめる。

パンは、かごに何種類も入っていた。
黒ごまのパン、丸いパン、細長いもの。オリーブオイルが添えられている。

とくに、スープ
どの料理もおいしかった。
ただ、とくにスープがよかった。
白い器に、オレンジ色のスープ。海老の脚がそのまま入っていて、上にはきめ細かい泡がのっている。
バゲットを浸して食べる。
濃くて、それでいて重くない。今でもこの味を覚えている。

メインは、黒い皿の上に組み立てられたような一皿だった。
魚のソテーに黄色いソース。その隣に、衣をまとった海老とカリフラワー、ブロッコリー。
皿には水色の線が引かれ、白い点が並んでいる。ソースだったのか皿の模様だったのか、今となっては思い出せない。
食べる前に、しばらく眺めてしまった。

紅茶と、ふくろう
食後の紅茶が運ばれてきた。
ガラスのポットに、角砂糖の入った小さな瓶。
ミルクを入れる器が、ふくろうの形をしていた。
こういうところが、うれしい。

最後の一皿
そして、デザート。
白い四角い皿に、ガトーショコラ、シュークリーム、クレームブリュレ。
それだけではなかった。
皿に、絵が描かれていた。
花束を差し出す人と、それを受け取る人。その隣には、猫が座っている。チョコレートのソースで、丁寧に描かれている。
そして、結婚記念日のお祝いの言葉が添えられていた。
妻が、喜んでくれた。
写真を撮って、しばらく皿を眺めていた。
料理がおいしいのは、もちろん大事だ。
けれど、こういう一手間が、その日を特別にしてくれる。
また来たい
フランス料理は行き慣れていない、と最初に書いた。
それでも、この店は居心地がよかった。
身体にやさしいフランス料理を、というのが店の考えだそうで、地元の遠州野菜を生産者から直接仕入れているという。箸も用意してくれている。
また来たいお店である。
次の記念日も、ここでいいかもしれない。
いい休日を、すこしずつ。
SHOP NOTE
お店メモ
- 日付
- 2024年1月21日(結婚記念日に近い休日)
- お店
- フランス料理 メゾン ナカミチ(浜松市中央区入野町)
- 注文
- プレミアムコース 5500円(訪問時)
- お店のこと
- 2012年11月開業。シェフはホテルで料理長を務めた方。遠州野菜を生産者から直接仕入れている
- よかったもの
- 海老のスープ。今でも味を覚えている
- うれしかったこと
- デザートの皿に絵とお祝いの言葉を描いてくれた
- この日のこと
- 妻と2人。また来たいお店
※ 価格・営業時間は訪問時のものです。最新の情報はお店にご確認ください。
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